弁理士の視点を使って「稼ぐ力の原石」を抽出する

1. 概要

きらりと光る技術であっても、社内の人間には見えにくい場合があります。弁理士は普段から企業の技術を見出して権利化する業務を行っており、この力を使って知財と技術の両面から、企業が持っている「稼ぐ力の原石」を抽出します。

稼ぐ力の原石を抽出するイメージ図
図1:企業内に眠る「原石」を見出す視点

原石の例

それを支える奥に潜んでいるしくみ
図3:それを支える奥に潜んでいるしくみ

2. 「稼ぐ力の原石」を「稼ぐ力」にする流れ

技術や仕組みは見えにくいものですが、それを「原石」として抽出し、既存事業や新規事業への貢献度で「評価」することで「稼ぐ力」となります。

原石を抽出・評価し、稼ぐ力へ変えるフロー図
図4:原石を「稼ぐ力」に変えるプロセス

用語の定義

3. 「稼ぐ力の原石」を2つの視点で評価して「稼ぐ力化」する

A. 既存事業との関係を整理して貢献度を評価

稼ぐ力の原石が見出されても、既存事業にどう活きているのかがわかりにくい場合があります。弁理士の「物事の解像度を上げる質問力」を用いて既存事業との関連を整理することで、関係が明確になります。これを自社の強みとして事業開発することで、さらに競争力を高めることができます。

<関係性の明確化ステップ>

既存事業と新規事業、2つの評価視点
図5:既存事業と知財

B. 新たな評価軸で新規事業への貢献可能性を評価

稼ぐ力の原石は、評価軸によって評価が変わります。新市場では求められる顧客価値も変わるため、既存事業だけでなく、新規事業に対して貢献できる要素があるか検討します。既存事業に対する評価では「稼ぐ力」にならない技術でも、新たな評価軸を見出すことができれば「稼ぐ力」にすることが可能になります。

既存事業と新規事業、2つの評価視点
図6:新規事業と知財

手法:
特許情報を用いて、稼ぐ力として効果を発揮できる新たな評価軸(新規市場)の候補などを探索します。