鶴本祥文
Yoshifumi tsurumoto
■弁理士 鶴本 祥文(つるもと よしふみ) Yoshifumi TSURUMOTO, Patent Attorney
弁理士(登録番号12082)

■私のモットー
ブランド戦略、ブランドマネジメントを踏まえたクライアントへの説明、提案、問題解決
 私は、事務所では、商標、意匠、不正競争防止法に携わることが多いのですが、ブランドは非常に重要であると考えており、ブランドにとても興味を持っています。
 知財には、特許、実用新案、意匠、商標、著作権など様々なものがあります。例えば、特許は技術に関するものですが、商品やサービス提供の際に使われる技術は、残念ではありますが、時代とともに陳腐化していき、別の技術に取って代わられ、永続性がないのが常です。また、仮に権利期間満了まで或る技術を独占的に使えたとしても、権利期間満了後は当該技術を誰でも自由に実施することができます。折角の素晴らしい、世間に認められた技術の成果はどうなるのか。当該成果を如何に次につなげていくのか。
 このような変わりゆく運命にある技術等から生まれた成果は、商標(会社名も当然含みます。場合によってはブランドの他の構成要素と言われるデザイン等にも)に継続的に蓄積され、ブランド化につながっていくと実感しています。そして、技術等の種々の成果は、商標を含めたブランドにつながることで、次への新たな活動の原動力になっています。
 日々の商標、意匠等の実務において、技術等の成果の蓄積、今後への更なる投資を容易にするために、ブランドを意識して、全体の最適化、継続性、目的達成を考えています。
 また、技術、ブランドといった複合的な関係についてだけでなく、商標自体でも、有益な効果が出るように、何らかの目的達成を図れるように、商標のネーミングについての語感分析なども勉強し、行うようになりました。
 なお、私自身のブランドに対する考え方については、また別の機会に。戻る